離れて暮らす親の「万が一」が心配になったとき、多くの人が最初に候補として挙げるのが、警備会社大手2社が提供する高齢者見守りサービス「セコム・ホームセキュリティ(親の見守りプラン)
」と「HOME ALSOK みまもりサポート
」ではないでしょうか?
どちらも緊急時に警備員が駆けつけてくれる点は共通していますが、料金体系やサービス内容、オプションの充実度には違いがあります。
この記事では、セコムとアルソック両社の見守りサービスを料金プラン・緊急駆けつけの仕組み・対応スピードなど比較し、あなたの親にはどちらが向いているか解説します。
セコムとアルソック 高齢者見守りサービス比較表

下記は、セコム、アルソック共に「高齢者向けの見守りサービス」の目安料金、サービス内容の比較になります。
住宅環境や機器構成によって変わるので、必ず契約前に公式サイトまたは見積もりで、最新の金額とサービス内容をご確認ください。
高齢者見守り 料金プランの比較表
「高齢者向けの見守りサービス」の料金は、どちらも「機器レンタルプラン」と「機器買い取りプラン」から選べ、さらにアルソックは「ゼロスタートプラン」という独自プランも用意しています。
| SECOM(セコム) | ALSOK(アルソック) | |
|---|---|---|
| サービス名称 | セコム・ホームセキュリティ スマートNEO(親の見守りプラン) | HOME ALSOK みまもりサポート |
| レンタルプラン(税込) | 月額 5,610円 初期費用(工事料) 54,890円 保証金 20,000円(非課税・契約満了時返却) | 月額 2,838円 初期費用(設置費) 13,365円 |
| 買い取りプラン(税込) | 月額 3,630円 初期費用(買取システム料)284,680円 (取付工事料含む) | 月額 1,870円 初期費用(機器費+設置費)70,565円 |
| ゼロスタートプラン(税込) | - | 月額 3,069円 初期費用 0円 |
| 契約期間 | 5年 その後1年毎の自動更新 | 5年 その後1年毎の自動更新 |
※ 2026年9月時点の目安料金です。契約前に必ず公式サイトまたは見積もりで最新料金をご確認ください。
※「HOME ALSOK みまもりサポート」はコントローラー(非常通報装置)のみを利用した場合の料金です。
※ どのプランもオプション追加や設置する機器の種類・個数、住宅の条件などにより金額が変わります
高齢者見守り サービス内容の比較表
| セコム・ホームセキュリティ スマートNEO(親の見守りプラン) | HOME ALSOK みまもりサポート | |
|---|---|---|
| 特徴 | 見守りと防犯がセットになった安心重視型 | 必要なオプションを好みに選べるカスタマイズ型 |
| 待機拠点数 | 約2,500ヵ所 ※ 2026年3月末時点、セコムHPより | 約2,300ヵ所 ※ 2024年3月期、アルソックHPより |
| 緊急通報 | ◯ (コントローラー・非常ボタン) | ◯ (コントローラー) |
| ペンダント型緊急ボタン | ◯ | △ (オプション有) |
| センサーみまもり | ◯ | △ (オプション有) |
| 防犯対策 | ◯ | ✕ (別途プラン有) |
| 火災感知 | ◯ | △ (オプション有) |
| 家族へ通知 | ◯ | △ (オプション有) |
| 健康相談窓口 (無料・24時間対応) | ◯ (電話相談) | ◯ (相談ボタンを押すだけ) |
| 熱中症・災害時警告 | △ (温湿度モニター機能のオプション有) | 〇 熱中症リスクには注意喚起、緊急速報メール受信時には自動で読み上げ |
| 位置情報 | 専用端末(みまもりホン2等)で対応 (別途契約) | 専用端末(みまもりタグ等)で対応(別途契約) |
| 被害の補償 | 盗難保険、災害見舞金の補償制度が付帯 | ― |
※ 2026年9月時点のサービス情報です。契約前に必ず公式サイトまたは見積もりで最新内容をご確認ください。
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セコム 「親の見守りプラン」の特徴

画像引用:セコム公式HP
料金プラン(初期費用・月額費用)
セコムの「親の見守りプラン」は、主力サービスである「ホームセキュリティ」に高齢者の見守り機能を付加したサービスです。
料金プランは設置機器を借りる「レンタルプラン」と、買い取る「買い取りプラン」の2タイプがあり、レンタルは初期費用を抑えられる一方で月額がやや高め、買い取りは初期費用が高い分、月額費用は抑えられています。
レンタルプランの保証金とは?
セコムでレンタル契約をした場合は、期間中のセキュリティ機器貸出の保証金として2万円を預ける必要があります。
契約期間は『当初5年、のち1年ごとの自動更新』となっており、契約の満期終了時には保証金が返金(無利子)となっています。ただし、契約期間中の中途解約の場合には、返金とはならないのでご注意下さい。
主なサービス内容(駆けつけ・緊急通報・オプション)
セコムの高齢者見守りサービスは、自宅のホームセキュリティを管理・操作するための「ホームコントローラー」を中心に、急病やケガなどの際「握るだけ」でセコムに救急信号を送るペンダント型の緊急通報ボタン(マイドクター)やセンサー類を組み合わせた見守りが特徴です。
万が一緊急通報ボタンを押せない状況となった場合でも、人感センサーが一定時間動きを検知しない場合は自動で通報される仕組み(安否みまもり)になっています。「ボタンを押せない状態」といった不安がカバーできます。
その他、火災の発生を知らせる「火災センサー」、窓・扉周りの空き巣対策「防犯センサー」、泥棒などの侵入を感知する「空間センサー」、離れていても親の様子を確認できる「いつでもみまもりアプリ」、健康相談が無料でできる「電話相談」なども基本サービスに含まれます。
オプションとして、家事代行や訪問による見守り、旅行中の自宅の見回りといった生活支援サービスも用意されています。
こんな人におすすめ
- 見守りだけでなく、防犯や火災もまとめて備えたい人
- 自宅にすでにセコムのホームセキュリティを導入している、または導入を検討している人
- 見守り機能だけでなく、家事支援や訪問見守りなど生活面のサポートも合わせて検討したい人
アルソック 「高齢者見守りサービス」の特徴

画像引用:アルソック公式HP
料金プラン(初期費用・月額費用)
アルソックの「HOME ALSOK みまもりサポート」は、基本サービスの「非常通報装置(コントローラー)」に、必要に応じたオプションを自由に追加できます。
料金プランは設置機器を借りる「レンタルプラン」、買い取る「買い取りプラン」、アルソック独自の「ゼロスタートプラン」の3タイプから選べます。
レンタルは初期費用を抑えられる一方で月額がやや高め、買い取りは初期費用が高い分、月額費用は抑えめ、ゼロスタートは初期費用が不要で月額費用のみお支払いするプランです。
主なサービス内容(駆けつけ・緊急通報・オプション)
「HOME ALSOK みまもりサポート」の基本サービスには、「緊急ボタン」を押すとアルソックのガードマンが駆けつけるサービスだけでなく、「相談ボタン」を押すだけで、看護師資格をもつスタッフに24時間健康や介護の相談ができます。
それだけでなく、コントローラーに搭載された温湿度センサーが暑さ指数を算出すると、熱中症リスクに応じて音声で注意を促し、国や自治体が発信する緊急速報メールを受信した際には、その内容を自動で読み上げる機能もあります。
基本サービスだけでは不安という方には、首から下げる「ペンダント型の緊急ボタン」、火災を感知する「火災センサー」、一定時間ドアの開閉などがない場合に自動通知される「ライフリズム監視サービス」、離れて暮らす家族に通知する「みまもり情報提供サービス」など、日常の見守りに強いオプションが充実しています。
こんな人におすすめ
- 親の生活に合わせて必要なサービスを選びたい人
- 初期費用を抑えて見守りサービスを始めたい人
- 熱中症など季節特有のリスクにも備えたい人
セコム・アルソック 比較ポイント

料金とサービス内容で比較
両社を比較する際、最も大きな違いとなるのが「料金」と「サービス内容」です。
セコムの費用はアルソックより高めですが、基本プランの中に「ペンダント型緊急通報ボタン」「安否みまもり」「防犯・空間・火災センサー」「家族へ情報通知」などの必要機能が含まれているのが特徴です。オールインワンで安心に備えたい方に適しています。
アルソックは基本プランがシンプルで、「駆けつけサービスは欲しいけどできるだけ固定費を抑えたい」という方には非常に魅力的です。
ただし、「ペンダント型緊急ボタン」や「センサー追加」「家族へ情報通知」などのオプションを追加すると月額料金が上がっていくため、必要な機能を精査して見積もりを取ることが重要です。
駆けつけのスピード・待機拠点数で比較
「駆けつけ」のサービスを利用するにあたり最も重要なのは「通報から警備員が到着するまでの時間」です。
セコムやアルソックなどの警備会社は、警備業法により異常信号を受信してから25分以内に現場へ到着できるよう、警備員・待機所・車両などを配置することが規定されています。
待機拠点数で比較すると、セコムの緊急発進拠点数は業界No.1の約2,500ヵ所(※ 2026年3月末時点、セコムHPより)、アルソックの待機所数は約2,300ヵ所(※ 2024年3月期、アルソックHPより)です。
ただし、両社ともに拠点の場所は防犯の観点から公開されていないため、駆けつける目安の時間については、見積もり時に確認されることをおすすめします。
警備業法の到着時間について
特定の地域・区域では、原則として30分以内の到着と定められている場合があります。
へき地等では公安委員会の認可により適用外となる特例があります。
出動料金の費用で比較
セコムの「親の見守りプラン」でセンサーが異常を感知、または非常ボタン等が押され緊急対処員が出動した場合は、別途料金は発生せず 無料です。
ただし、家族がスマホアプリ等からセコムに確認を依頼した場合は、1時間までごとに 11,000円(税込)の料金が別途発生します。
アルソックの「HOME ALSOK みまもりサポート」の緊急ボタンを押したことによる駆けつけについては、追加料金は発生しません。
ただし、緊急時以外にお客様側の依頼でガードマンに駆けつけてもらう場合は、1回につき7,700円(税込)の出動料金が発生します。
※ どちらも2026年9月時点の出動料金です
【目的別】セコム・アルソックどちらを選ぶべきか?

費用を抑えたい人向け
万が一に備えた「駆けつけサービス」のみ希望する場合は、アルソックの「HOME ALSOK みまもりサポート」がおすすめです。オプションを絞って追加すれば、月々の負担も抑えやすくなります。
とにかく安心感を重視したい人向け
駆けつけ体制に加え、安否みまもりや防犯対策までカバーしたい場合は、セコムの「親の見守りプラン」がおすすめです。拠点数の多さやオプションの幅広さを重視する人に向いています。
高齢者見守りサービスの選び方でよくある質問(FAQ)

見守りサービスに公的補助はある?
自治体によっては、高齢者の緊急通報装置の設置費用や月額費用の一部を助成する制度を設けている場合があります。
制度の有無や条件は市区町村ごとに異なるため、親の住む自治体の福祉窓口や公式サイトで確認することをおすすめします。
契約から設置までどれくらいかかる?
現地確認や見積もりの内容によって前後しますが、契約後おおむね1週間前後を目安に設置工事が行われます。至急の対応が必要な場合は、その旨を伝えて相談すると調整してもらえることがあります。
途中解約はできる?
多くのプランには最低契約期間が設定されており、期間内の解約には違約金が発生する場合があります。
契約前に、最低契約期間・解約条件・保証金の返却条件を必ず書面で確認しておきましょう。
賃貸マンションでも設置できる?
賃貸住宅でも設置可能ですが、念のため契約前に設置方法や原状回復について、警備会社や貸主(管理会社、大家)に確認されることをおすすめします。
まとめ:セコムとアルソック、あなたの親に合うのは?

セコムとアルソックの「高齢者見守りサービス」は、どちらも「緊急時の駆けつけ」という基本機能は共通していますが、重視する見守りの優先度によって異なります。
選択に迷った際の最も良い選び方は、「両社から同時に無料の資料請求・お見積もりを取り寄せること」です。
- 実家がどちらの緊急発進拠点から近いか確認する
- 届いた資料を親と一緒に見ながら話し合う
- 必要な機能と予算に合わせた最適なプランを選ぶ
最終的な金額やサービス内容は住宅環境によって変わるため、同じ条件で比較してから決めることをおすすめします。
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参考資料・出典



